こんにちは、きっちゃんです。
今回のテーマは、次のとおり。
✅就活でリーダーシップ経験がなくても問題ないのか
結論:問題ない
問題ない理由は2つ
- その①:リーダーシップ経験を聞かれる業界業種は限られているから
- その②:質問の意図が分かれば、経験がなくても答えられるから
前半は、リーダーシップ経験が聞かれるか分からないけど、準備しておきたい人向け。
後半は、リーダーシップ経験が予め聞かれると分かっている人向け。
なお、この記事は、
「リーダーシップを発揮した経験がないから、面接で聞かれたらどうしよう。嘘をついてその場をやりきることはできるのかな。もしも嘘がバレたらどうなるんだろう。」
という不安を抱えている人向けです。
リーダー経験がなくても問題ない理由【2つ】
繰り返しですが、下記のとおり。
- その①:リーダーシップ経験が聞かれる業界業種は限られているから
- その②:質問の意図が分かれば、経験がなくても答えられるから
その①:業界業種は限られているから
リーダーシップ経験が問われやすい業界業種は、主に3つです。
✅業界業種一覧
- 新規事業開発を得意とした企業
- マーケティング企業
- コンサルティング企業
上記のとおり。言うまでもなく、3つですね。
この業界業種の共通点は「クライアントと密に接すること」です。
※もちろん、上記以外の業界業種もあると思いますが、ここでは特にリーダーシップ経験が求められるものに絞っています。
上記の業界業種は、クライアントの課題解決に向けて率先して牽引していくので、リーダーシップ経験があると好ましいです。
一方で、ルーチンな作業が中心の製造業や専門職、クリエイティブな分野では、リーダーシップの経験は聞かれないです。
なので、聞かれるかわからない質問の対策よりも志望動機や企業選びの軸など聞かれそうな質問の対策に時間を割いた方がいいと思います。
「興味のある業界業種があるけどリーダーシップ経験が聞かれるのかわかんないな。」という方は、企業研究の方法やまとめ方をご紹介|企業研究をやる意味は?をどうぞ。
この記事を読めば、業界や職種で求められる資質などが分かる記事となっています。
✅すべての質問に対して完璧に準備するのはナンセンス
聞かれるか分からない質問の答えまで考える必要なし。
理由は全ての質問に対して準備すると時間がかなりかかるからです。
内定を貰える可能性は全国平均で約10%。
つまり、10社受けて1社内定をもらえるかどうかわからないです。
確率が低いにも関わらず、業界業種で聞かれる可能性が低い質問の対策を考えるのタイムパフォーマンスが悪いと思います。
就活はタイパ重視。
リーダー経験聞かれることが分かってるアナタへ
✅リーダーシップの経験=リーダーの役職を経験したこと、ではない
大事なことなので、もう一度言います。
リーダーシップの経験=リーダー役を経験したことではありません。
リーダーシップ=組織の中で自分が率先して行ったこと
これじゃよく分からないと思うので、リーダーシップの定義のヒントを下記にまとめました。
こんな感じです。
「組織やチームで皆を巻き込んだことなんてあるかなぁ?ないな。」
という方はリーダーシップの資質から探してみていいかもです。
リーダーシップの資質は以下のとおりです。
✅資質ごとのイメージ
以下に資質ごとにエピソードを書いてみたので、参考にしてみてください。
少しでもイメージが膨らめばいいかなと。
この中で何か思い当たるものがあればそれをエピソードとして語ってもいいかもしれないですね。
ただし、そのエピソードは複数人いる場面であり、自分が率先または巻き込んだものでないといけないです。
就活におけるリーダーシップ経験は、このフォロワーシップに基づく「自発的に動いた経験」だからです。
上記の資質があるかどうかも分からないあなたへ
パッと見て「わかんないなぁ」という方は、自己分析があまりできていない可能性があります。
面接では企業に関する質問よりも、あなたの今までの経験や考えなどについて質問されるので、自己分析が欠かせないはずです。
自己分析があまりできていない方は、
自己分析のやり方を徹底解説!これだけやっておけば大丈夫をどうぞ。
もしも、周りを巻き込んだ経験などのエピソードが思いつかない場合は、インターンに参加してエピソードを作るのもアリですね。
インターンによっては、選考で有利になったりオファーが来たりすることもあるので一石二鳥です。
インターンシップの期間の長さやタイプによって選考で有利になる場合やならない場合があります。
インターンシップの種類によっては、プロジェクトや課題に取り組む課題解決型のインターンもあるので、そこのインターンに参加してリーダーになってもいいかもしれませんね。
それが難しい人は、サポート約に回ったりなど補佐的な役をしてもいいと思いますよ。
「選考で有利になりたい」「リーダーシップの経験を作りたい」という方は、
インターンシップとは|メリットや内容、注意点などをご紹介!!をどうぞ。
まとめると、
組織の中で主に自分が率先して周りを巻き込んで行ったことがリーダーシップを発揮した経験になります。
なので、必ずしも部活やサークル長である必要はないのでご安心を。
その③:嘘をついたらどうなる?
内定取り消しどころか、法的な問題に発展することもあるので嘘はつかない方がいいですよ。
たぶん、リーダーシップ経験がなくても嘘で乗り越えた場合、入社後に「チームワークやコミュニケーション」で苦労すると思います。
詳しくは下記に書いてあるのでどうぞ。
履歴書やES、面接で嘘をついてはいけない理由
- 深堀されて答えられないから
- 入社前と後のギャップがあるから
✅深堀され答えられないから
大体のエピソードは深堀されます。
主体性です。
主体性があると思えるエピソードは?
チーム内のコミュニケーションの改善を提案し、共有ドキュメントやコミュニケーションの導入を進めました。
コミュニケーションツール導入に至ったキッカケは何?導入に伴う課題や困難は?導入前と後でどのような変化があった?
こんな感じで深堀されるので、答えられない場合や経験していなくても答えられそうな受答えだと「ほんとかな?」と思われてしまいますよ。
✅入社前と後のギャップがあるから
主なギャップは以下のとおり。
・スキルや経験
・チームワークやコミュニケーション
・モチベや意欲
✅スキルや経験のギャップ
おそらくこれが一番多いんじゃないかなと思いますね。
どうしても内定が欲しいという想いが強すぎて、TOEICのスコアを盛ったり持っていない資格を履歴書に書いたりですかね。
大体こういうのは、証明書の提出が後日求められて、バレるので嘘ついたり盛ったりするのはやめておいた方がういいです。
✅チームワークやコミュニケーションのギャップ
リーダーシップの経験を嘘でなんとか乗り越えても、他のメンバーと上手くコミュニケーションできなかったり、クライアントとの会議が苦手だったりする可能性があります。
自分の性格や考えを会社に合わせると入社後に困るのは自分なので、自分に合った会社選びをするといいですね。
✅モチベーションや意欲のギャップ
就活生で「御社が第一志望です!」みたいに、熱量がハンパない人っていますよね。
その人は大体、内定が人生のゴールになっているので、入社してから5月病になりやすいです(笑)
内定に焦点を当てるよりも、将来の人生設計を基にどんな生活をしたいのか逆算した上で仕事選びをすると、仕事がそのための手段になって丁度いいモチベになると思いますよ。
【補足】ネガティブ発言はNG
ネガティブ発言は不要です。
リーダーシップ経験がないから「リーダーシップ経験はありません。人前で立つのが苦手で。私には向てないので。」といったようにネガティブな発言はしない方がいいですよ。
資質がないことが課題なら、どういう場面や状況で何を課題と感じて、その課題に対してどのように改善していく予定なのかまで話せるようにしておくといいです。
リーダーの資質に限った話ではありませんが、ネガティブな発言だけで終わらないようにしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ボクのブログでは就活の他に「留学」「マーケティング」についても発信しているので、気になる方は、ぜひ見てみてください。