インターンシップに参加する際、
「どうやって参加すればいいんだろう」
「どんな注意点があるのだろうか」
「期間や内容が様々でどれを選べば良いのか分からない」
など、不安や疑問を抱いている方もいるのではないでしょうか。
私たち学生は10人中8人はインターンシップに参加しているといわれています。
インターンシップに参加することは、就活生にとって欠かせない活動の1つだと思います。
そこで、この記事では「インターンシップに参加するメリット」「申し込む時期」「インターンシップの種類」「注意点」などをご紹介していきます。
また、「気になる業界や企業がなくてどうすれば良いのか困っている」という方に向けて、どうすれば良いのかも書いています。
これからインターンシップに参加する方や気になる業界や企業が無くて困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
そもそもインターンシップとは
インターンシップとは学生が就業体験をすることです。
「アルバイトと一緒じゃないか?」と思った方は、⇨インターンシップとは|メリットや内容、注意点などをご紹介!!をご覧ください。
この記事では、インターンシップとアルバイトの違いや期間、内容、参加するメリット、注意点などをご紹介しています。
インターンシップにこれから参加しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
【インターンシップに参加するべきなの?】インターンシップのやり方
インターンシップに参加するには企業選びやインターンの内容、エントリーシートの記入、面接などを行う必要があるため、荷が重く中々やる気を出すことが難しい場合があります。
そのような考えを持っている方は、インターンシップに参加する姿勢が受け身である傾向があります。
参加することに対して受け身である方の多くは、主に「周りの子がインターンやり始めたから」「親や先生が参加するように言ったから」「なんとなくやった方がいいから」などの理由が挙げられます。
そのため、インターンシップに参加することに対して気が乗らないのではないでしょうか。
たしかに、エントリーシートの記入や面接などでやる気を出すことは難しい場合があります。
そのような場合、捉え方を受け身からポジティブな考えに変えてみてはどうでしょうか。
例えば、あなたがエントリーシートの記入や面接が面倒くさいと思っているとします。
その場合、「インターンで場慣れしておけば就活本番で落ち着いて取り組むことができるから沢山申し込もう」と思うことがおすすめです。
また、企業選びやインターンの内容も「自分が入社してから困らないように」と考えることで、インターンに参加することに対する姿勢が変わってくると思います。
このように、ポジティブに考えることで姿勢が変わっていくため、何事もポジティブに考えていきましょう。
インターンシップに参加するべき理由は就職や入社後に自分が困らないためです。
ここではインターンシップに参加するべき理由をご紹介していきます。
業界・企業理解を深める
インターンシップに参加することで業界・企業の理解を深めることができます。
インターンシップを行う主な目的は「その企業についてより詳しく知ってもらいたい」ということです。
業界が決まっている方は大手企業を始めとした様々な企業のインターンに参加しましょう。
そうすることで、それぞれの企業の特徴や違いを理解することができるため自分に向いているのか判断することが容易になるのではないでしょうか。
色々な企業のインターンに参加して業界を理解することは時間や労力、手間がかかります。
また、インターンに参加する企業によっては、その業界における一般的な業務と異なる場合もあります。
そのため、就職したい業界が決まっていない方は就活サイトや四季報などの業界や企業に関す情報を幅広く扱っているメディアを利用することがおすすめです。
入社後のミスマッチを減らすため
インターンシップでは企業の詳しい情報だけでなく、就業体験を行うことができる場合があります。
そのため、想像していた業務内容と齟齬がないか確認することができるのではないでしょうか。
また、実際に社員さんと顔を合わせて業務を行うことで、その企業の雰囲気を把握することもできるでしょう。
インターンシップでは主に「就業体験でどう感じたか」「社内の雰囲気はどうだったか」ということを意識して参加すると良いでしょう。
そうすることで、入社後のミスマッチを減らすことができます。
就活の予行練習
参加するインターンシップによっては面接を行う場合やエントリーシートが求められる場合、筆記試験を行う場合などがあります。
インターンシップに参加する際に、このような経験をしておくことで就活の予行練習になります。
就活で可能な限り失敗しないようにするためにも、様々なインターンシップに参加しましょう。
早期内定を貰える可能性がある
長期インターンやプロジェクト型インターンでは早期内定を貰うことができる場合があります。
このようなインターンシップを実施している企業は、優秀な学生を確保したい狙いがあります。
企業の方からこの人は素質があると判断された場合、選考を優位に進めることができるでしょう。
ただし、素質があると判断されることはほとんどないため、あまり期待し過ぎない方が良いです。
社会人として働くイメージをつかめる
就業型のインターンシップに参加した場合、社会人として働くイメージをつかむことができるでしょう。
就業型インターンシップとは社員の方が行う業務を学生が体験してみることです。
そのため、業務の内容が難しい場合があります。
また、就業型インターンシップの期間は半年〜1年程度が多いです。
ただし、企業によっては雑用など簡単な業務を任されることがあるため、必ずしも自己成長できるとは限りません。
就業型インターンシップに参加する際は「どんな業務を行うのか」ということをしっかりと把握するようにしましょう。
インターンシップに申し込む時期
インターンシップに申し込む時期は6月、7月、1月、2月が多いです。
夏休みや冬休みは授業がないため、積極的にインターンシップに参加しようと考える学生が多くいるためです。
6月,7月に申し込む方の多くはサマーインターン、1月、2月に申し込む方の多くはウィンターインターンに参加します。
6月、7月、1月、2月のインターンシップ申し込み時期よりも前には候補の業界や企業を絞り込み、円滑にエントリーできるように準備しておきましょう。
夏のインターンシップ
夏のインターンシップは冬のインターンシップと比べて、就活本番まで時間があります。
そのため、気になる企業だけでなく知らない業界の企業のインターンシップにも参加すると良いでしょう。
様々な企業のインターンシップに参加することで、自分の視野が広がるため志望する企業の選択肢が多くなるのではないでしょうか。
ただし、沢山の企業のインターンシップに参加すれば良いということではありません。
インターンシップに参加する際は「参加して何を得たいのか?」を考えてみると良いでしょう。
もしも、得たい情報がホームページや就活サイトで得られるような情報であるならば参加する必要はないと思います。
就活生は時間が限られているため、自己分析やSPIなど他の就活準備に時間を費やしましょう。
冬のインターンシップ
冬のインターンシップでは、夏のインターンシップで興味を持った業界についてより詳しく理解することやその業界における複数の企業の違いを理解するために、インターンシップに参加しましょう。
同じ業界の企業でも業務内容や取引先、社風などが異なる場合が多いです。
そのため、志望する企業についてより詳しく調べておきましょう。
1つ1つの企業の違いや企業情報を把握するためにはメモをしていくことが重要です。
後で見返せるようにしておくことで、面接やエントリーの際にその企業ならではの情報を思い出すことができるためです。
様々な企業の情報をメモする際はワードでまとめていきましょう。
詳しくは、⇨企業研究の方法やまとめ方をご紹介|企業研究をやる意味は?をご覧ください。
この記事では企業研究のやり方や企業の情報をどうやって入手するのか企業研究を行った際にどのようにまとめるのかなどをご紹介しています。
これから企業研究を行う方は、ぜひ参考にしてみてください。
大学1,2年生が参加するインターンシップ
大学1,2年生でもインターンシップに参加することができます。
1,2年生向けのインターンシップの多くは短期開催である場合がほとんどですが、最近では長期インターンシップを開催している場合もあります。
ただし、1,2年生を受け入れているインターンシップの数は少ないです。
そのため、様々な業界の情報や企業の情報を就活サイトなどのメディアを利用して把握することや大学生のうちにできることを経験
しておくことがおすすめです。
インターンシップには種類がある
インターンシップには主に「会社説明会型・セミナー型」「プロジェクト型」「就業型」の3種類があります。
これからインターンシップに参加しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
会社説明会型・セミナー型
会社説明会型・セミナー型とは企業側が私たち学生に企業の情報を提供してくれることです。
このようなインターンシップでは非公開の情報を入手できる場合やこれからの展望などをより詳しく把握することができるでしょう。
ただし、このようなタイプのインターンシップでは選考で優位になる可能性はほとんどありません。
会社説明会型やセミナー型のインターンシップでは、企業側は私たちの素質を判断する機会がないためです。
プロジェクト型
プロジェクト型インターンシップとは、企業側から提供される課題をグループになって解決や提案を行うことです。
プロジェクト型インターンでは、企業の方も一緒になって課題解決に取り組む場合や様子を見る場合があります。
このようなインターンシップの多くは社員の方や学生からフィードバックを貰うことができるため、他己分析ができます。
他己分析を行うことで自分の把握し、就活本番までに克服できるように頑張りましょう。
就業型
就業型とは社会員の方と同じように、学生が業務を行うことです。
そのため、責任が伴う業務が任される場合があります。
就業型の多くは長期インターンシップの場合が多いです。
また、エントリーシートの提出や面接、筆記試験を行う企業もあります。
就業型インターンシップに参加しようと考えている方は、自己分析を行った結果を体験談などのエピソードに結び付けて言語化できるようにすることや「どうしてその企業のインターンにしたのか」を具体的に言えるようにしておきましょう。
気になる業界や企業が無くて困っている
おそらく、多くの学生が「自分は何がしたいのか分からない」「どんな業界があるのか分からない」といった状態になっているのではないでしょうか。
また、「なんか色々よく分からないから商社にしておこう」など人気にある業界をとりあえず選んでいる方もいると思います。
ここでは気になる企業がなくて困っている方にどうすれば良いのかをご紹介していきます。
自己分析
まずは自己分析を行いましょう。
気になる業界や企業が無くて困っている方の多くは自己分析を行っていない場合があります。
また、自己分析を行っている場合でも自己分析の結果と実体験やエピソードと結びついていないこともあります。
自己分析の結果が実体験やエピソードと結びついている方は、自己分析の結果を元に向いている業界について調べてみましょう。
マイナビの自己分析ツールでは適性がある業界をランキングで示しているため、容易に把握することができます。
自己分析について詳しく知りたい方は、⇨自己分析のやり方を徹底解説!これだけやっておけば大丈夫をご覧ください。
この記事では、自己分析を行うメリットや自己分析を始める時期、自己分析のやり方、注意点、頻度などについて詳しく紹介しています。
これから自己分析を行う方や自己分析のやり方に不安を抱いている方は、ぜひ参考にしてみてください。
他己分析
他己分析とは友人や家族、先生など、他の人から自分はどんな人なのか教えてもらうことです。
おそらく、多くの学生は「他己分析を行うといいよ」と言われても「ふーん」と流して読んでいると思います。
なぜなら、他己分析を行うことはハードルが高いからです。
友達にお願いをすることは「はずかしい」「大した応えが返ってこない」ことが挙げられます。
親であれば「恥ずかしさ」、先生であれば「自分の名前すら知らない」ということもあるでしょう。
そこで、おすすめなのがLINEを利用した他己分析です。
マイナビが開発した他己分析ツールであるため、就活の際に役に立つのではないでしょうか。
一方で、友達が少ない方はプロジェクト型のインターンシップに参加して他己分析を行いましょう。
インターンシップに参加する際の注意点
ここではインターンシップに参加する際の注意点についてご紹介します。
注意点を踏まえた上で、インターンシップに参加しましょう。
場合によっては、本選考のエントリーを受け入れないことがあるためです。
「目標・目的設定をした上で参加する」
数多くのインターンシップに参加すれば良い訳ではありません。
インターンシップに参加する際は目標や目的を予め設定しておきましょう。
もしも、参加目的が「業界を知ること」であればインターンシップに参加する必要はないと思います。
インターンシップに参加するまでの準備や移動時間、説明時間などの労力や時間を無駄になるためです。
業界を知るにはウェブサイトや就活サイト、会社・就活四季報、業界地図などのメディアから情報を入手できます。
「無断欠席や遅刻をしない」
無断欠席や遅刻は絶対にやめましょう。
本選考にエントリーする資格を失う場合があります。
やむを得ず欠席や遅刻する場合は、可能な限り早く連絡をしましょう。
また、連絡をする際は「大学名」「名前」「遅れる理由」を最低限伝えましょう。
ただし、「電車の遅延だから仕方ないでしょ」と思ってはいけません。
遅延をしても定刻に間に合うように行くのがマナーです。
そのため、1時間前には到着できるようにしましょう。
スムーズに到着することができた場合は近くのカフェなどで企業についてより詳しく調べても良いでしょう。
「規則を守ること」
インターン先では守秘義務に関する情報を入手できる場合があります。
そのような情報をSNSなどで公開することは絶対にやめましょう。
インターンに参加する際は注意事項やリスク管理に関しての規則をしっかりと読んでおきましょう。
「メモ帳は持ち歩くこと」
メモ帳は持ち歩くようにしましょう。
学生生活では日頃からメモ帳を持ち歩くことはあまりないと思います。
しかし、社会人になるとメモ帳は持っていて当たり前です。
メモ帳のサイズはポケットに入る程度の物がおススメです。
電話や突然話しかけられた時に、すぐに取り出してメモを取るためです。
また、メモを取ることで同じ質問を何回もすることを防ぐことができます。
「腕時計を身に付けること」
腕時計を身につけましょう。
「スマホがあるから腕時計なんていらん」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
自分はスマホで「時間」を確認していても、周りの人から見るとそう見えない場合があります。
あの子は「集中していないな」「話しを聞いていないな」といった印象を受けるため、
インターンの時は腕時計を身に着けるようにしましょう。
インターンシップのやり方を参考にして積極的に参加しよう
インターンシップに参加することは腰が重いと思います。
インターンシップに参加することで「業界・企業理解を深める」「入社後のミスマッチを減らせる」「就活の予行練習になる」「早期内定を貰える可能性がある」「社会人として働くイメージをつかめる」などのメリットがあります。
インターンシップに申し込む時期は6月、7月、1月、2月がベストです。
インターンシップの種類には「会社説明会型・セミナー型」「プロジェクト型」「就業型」の3つがあります。
インターンシップの種類によって内容が異なるため、よく考えた上で参加しましょう。
気になる議長会や企業が無くて困っている方は「自己分析」「他己分析」を行いましょう。
インターンシップに参加する際の注意点は「目標・目的設定をした上で参加する」「無断欠席や遅刻をしない」「規則を守る」「メモ帳は持ち歩く」「腕時計を身に着ける」などが挙げられます。
気になることや分からないことなどあれば何でもコメントしてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。