✅ お客様からのご質問

「インスタ投稿は頑張ってるのになかなか思ったように反応がないな。フォロワーは増えてきたけど他の塗装会社ばかりだし、、、。このままインスタ運用を続けて意味あるのかな。誰か教えて欲しい」
こんな疑問にお答えします。
こんにちは、私は屋根外壁塗装会社専門でインスタの運用代行を行っているSAITTYの原田です。
これまで累計15社以上の塗装会社様のインスタアカウントの支援を行ってきました。
この記事では現場目線でメリット・デメリットについてお話したいと思います。
運用をしているけどなかなかうまく成果が出せていないという方は、ぜひ参考にしてください。
それでは、いきましょう!
塗装会社がインスタ運用をするメリット4つ

メリットがこちら👇
1つ1つ解説していきます。
職人の人柄を伝えられる
職人さんの中には、「え、なんで人柄?」と思っている方もいるかと。
確かにお客様はホームページに載っているような「価格」「技術」「評判」も気にしますが、それよりもどんな人が家に来るのかという『人柄』を重要視しています。
これまで僕は直筆のお客様の声を約200件以上読み、その読んだ情報をChatGPTにカテゴリ分けしてみました。
カテゴリ分けした結果がコチラ
※上から順にお客様が特に気にしている点です。
- 人柄 / 信頼感
- 職人の技術 / 姿勢
- 過去の経験 / 実績
- チラシや広告の効果
- 見積もりや説明の丁寧さ
- 近隣 / 紹介の影響
- 地元での信頼感
- 他社との比較
- 車両や施工現場の整理整頓
- 予算対応
- インターネットの評価
その結果、一番多かったのが『人柄』に関する記述でした。
そこで、僕はさらに『なぜ人柄が大事なのか?』を考えたところ、
『お客様=40~70代の女性』であるためだと思います。
多くの家庭では、
・男性よりも女性の方が決裁権を持っている場合が多い
・男性よりも女性の方が家にいる時間が長い
・男性よりも女性の意見の方が反映されやすい
ため、 (お客様=女性) は、頑固な職人気質ではなく、
・自分の意見をしっかりと聞いてくれる職人なのか
・家にどんな人が来るのか (怖そうな人じゃないか)
といった様に、意見を聞いてもらえて話やすい人 (人柄) に依頼したいという傾向があります。
とは言っても、なかなかHPの構成や細かい画像を人柄重視のものにガラッと変更するのはスキルも時間もお金もかかるので難しいですよね。
そこで、Instagramの登場です。
Instagramはホームページとは違い、投稿の内容などの変更が容易にできるのでお客様のニーズに合わせた投稿発信ができます。
人柄が大事なのが分かっても具体的にどんな投稿をしていけばいいのかなかなかイメージが湧かないですよね。
そこで、読んでいただきたいのが外壁塗装のインスタ投稿例|これだけやれば売り上げUP!です。
この記事では、実際に施工を依頼した約500名のアンケート結果をもとに分かった『お客様が求めている情報』と『人柄』を組み合わせた具体的な投稿例を画像付きで解説しています。
0クリックで全ての投稿が見れる (高齢者に優しい)
ここで質問ですが、自社のホームページでは、施工事例やお客様の声を閲覧するまでに何クリックする必要がありますか?
また、サイトによっては一番下までスクロールして小さく表示された「お客様の声」をクリックしないと見れないこともありますよね。
要するに、ホームページはお客様が求めている情報に辿り着くまでにクリックなどの工数がかかります。
一方で、インスタは面で情報をみることができるため、クリックしなくてもどんな情報が載っているのか分かりますし、スクロールするだけで簡単に閲覧することができます。
これがインスタ運用に力を入れるポイントの2つ目です。
ここでこんな疑問はありませんか?
「え、でもインスタって高齢の人はやってないんじゃないの?」
確かに、50代は2人に1人、60代は3人に1人とインスタをやっている人は限られます。
ただ、インスタはアカウントがなくても閲覧することが可能であるため、見込み客にインスタへの導線作りがしっかりとできていれば、みてもらえるメディアが増えるため受注に結びつく可能性が高くなります。
見込み客にインスタをみてもらえる導線づくりについては、デメリットの「インスタからHPへの導線設計が必要」で詳しく解説します。
他社との差別化につながる
3つ目のメリットが他社との差別化につながることです。
塗装会社の集客手法は「チラシ」「SEO」「MEO」「相談会/勉強会」「バス広告」が主流です。
インスタをやっている企業はやっていない企業に比べ、情報の量が多いことからお客様に選んでもらえる可能性が高いです。
ただ、塗装会社によっては内輪ネタで盛り上がっていたりプライベートな投稿ばかりでお客様の視点が全くない投稿が多いと逆効果になってしまう恐れがあるため注意しましょう。

ここで、運用中とお客様目線の運用のアカウントでどう違うのか疑問ですよね。
運用中のアカウントは主に「施工事例」の投稿をしていますが、写真の質があまり良くなかったり、塗装中も手元しか写っていないものが多かったりします。
また、お客様は施工事例の他にも、塗装に関する知識系の情報 (塗装するにあたり予め知っておきたい情報) も知りたいと思っていますが、お客様が知りたい情報 (=Googleの検索数が多い情報)を届けられているアカウントはあまりありません。
もし、お客様が求めている情報が分からないという方は、検索ボリュームから逆算!外壁塗装のインスタ投稿ネタの見つけ方をご覧ください。
検索ボリューム数をもとにインスタの投稿作成はもちろん、SEO対策にも役立ちますので、ぜひ参考にしてみてください!
受注率が上がる (契約数アップ)
会社の売り上げを考えた時に『売り上げ=集客数✖️受注率』で成り立っています。
多くの塗装会社では、『集客数』に固執する傾向があるため、SEOやMEO、チラシ、バス広告などの集客手法に力を入れています。
ただ、どの集客手法も問い合わせをしてもらうことが目的で取り組んでいると思いますが、思っているほど集客ができていないことが多いです。
そのため、『売り上げが上がらないから、もっと集客しよう』と考えるようになり、さらに広告宣伝費を費やしてしまう傾向があります。
穴の空いたバケツに水を貯めようとしているみたいな感じです。
なので、集客数を増やすことよりも、現地調査の依頼をいただいたお客様をいかに受注に結びつけるか / 他社ではなく自社を選んでもらえるかという受注率を上げる方が売り上げアップには欠かせません。
インスタでは
・塗装するにあたり予め知っておきたい情報 (Googleで検索数が多い情報)
・人柄を表現しながらお客様がビジュアルで知りたい情報 (施工事例やお客様の声、定期点検など)
・その他お客様のニーズに合わせた情報
など『お客様は求めている情報だけどHPではなかなか表現が難しい情報』をインスタでアップすることで受注率を上げることができます。
余談ですが、他にも現場の写真にコメントが添えてある現地調査報告書なども受注率を上げる役割があります。
口頭で説明している会社よりも丁寧な印象を与えることができるためです。
自社には現地調査報告書がないよという方は、塗装会社向け|現地調査報告書テンプレートを無料配布!をどうぞ!
1つ1つ順序毎に写真付きで解説しています。
もしわからないことがあれば、僕のインスタや問い合わせフォームにてお問い合わせください。
他にも受注率を上げる施策はいくつかありますが、僕のクライアントではインスタと現地調査報告書に力を入れたところ月2件ほど受注件数が増えた事例もあるので、ぜひやってみてください。
塗装会社がインスタ運用するデメリット

ここからは塗装会社がインスタ運用するデメリットについて解説していきます。
主なデメリットは4つ。
1つずつ解説していきます。
集客に繋がりにくい
デメリットの1つ目は集客に繋がりにくいことです。
『うちもインスタやれば集客できるかもしれないからやってみよう!』と意気込んだものの、なかなか思うように成果でないことってありますよね。
インスタは趣味嗜好性が高いアプリであるため、「筋トレ好きな人には筋トレの投稿を」「車好きの人には車に関する投稿を」と自分好みの投稿がレコメンドとして流れてきます。
塗装を好んでみている人はあまりいないため、本来届けたい一般のお客様に投稿が届かず、塗装会社に投稿が届いてしまい塗装界隈で伸びる現象が起こりやすいです。
また、塗装は
ため、集客に繋げることは難しいです。
一方で、コスメや家庭用脱毛器などの商材は
ということからインスタと相性がいいため、インスタ内で集客することができます。
なので、インスタは扱っている商材によって役割が異なります。
塗装アカウントを見てもらうための施策が新たに必要
デメリットの2つ目は、自社アカウントを見てもらうための施策が必要なことです。
塗装会社のインスタは単に投稿するだけでは、見込み客に見てもらえません。
なので、こちらから『インスタを見てください』とアプローチすることが必要になります。
アプローチの方法がこちら👇
・HPの施工事例にインスタへの導線
・HPのお客様の声にインスタへの導線
・現地調査報告書の裏表紙にインスタQRコード掲載
・インスタの画面を見せながら口頭でも伝える
お客様の多くはホームページの施工事例やお客様の声を見ています。
そのため、施工事例のページやお客様の声のページの最後に、
📱Instagramでも情報発信中!
今回のような施工事例のビフォーアフター写真だけでなく、「外壁塗装の色選びのポイント」や「塗装前に絶対に知っておきたい基礎知識」など、後悔しないための役立つ情報をインスタグラムで定期的に発信しています!
👀見るだけでも参考になる投稿がたくさん!
ぜひチェックしてみてください👇
Instagramはこちら
といったように書いてあげることでお客様にインスタをみてもらえるようになります。
次に、現地調査報告書の裏表紙にインスタQRコードを掲載についてです。
インスタのQRコードだけを載せてもいいですが、それだとなかなか読み取る側のメリットがないので、こんな感じで表現してみるのがおすすめです。

そして最後が、口頭でお伝えすることです。
「良かったらインスタもみてみてくださいねー」だけよりも、
画面を見せながら「弊社ではインスタやっておりまして、先ほど⚪︎⚪︎様が気にされていた洗濯物についてですがこんな感じで投稿しているので、ぜひみてみてくださいねー。フォローしなくてもいいので笑」
みたいな自然な感じでお伝えすることでお客様にもインスタをみてもらえるようになります。
塗装会社のインスタは他の商材と違い、投稿するだけでなく見てもらうための施策が必要になるのがデメリットの2つ目です。
インスタからHPへの導線設計が必要
デメリットの3つ目がホームページからインスタに流れてきた人を再びホームページへ移動させるための導線設計が必要なことです。
ホームページとインスタを見て「いいな」と思った人は、再びGoogleで検索してホームページに訪れる可能性が高いので、そこまで必須の施策ではないです。
ただ、やっておいた方がお客様の側からすると便利なはずなのでやっておきましょう。
ということで、具体的に解説していきます。
やるべきことは主に3つです。
1つ目は、プロフィールに自社のホームページリンクを入れること。
これは多くの塗装会社でもやっているかと。

2つ目はハイライトからホームページのリンクを入れること。
ハイライトとはストーリーズでアップしたものをプロフィール下部に残しておくことです。

ハイライトにホームページへのリンクを単に貼るだけでは訴求が足りないので、LPのようにユーザーの悩みを言語化しつつ自社の魅力を伝えて、ホームページへの導線を作ります。







これを作成するのに時間と多少のスキルが必要になります。
このように時間と手間がかかるのでデメリットとして挙げてみました。
3つ目がCTA画像 (最後の締めの画像) でホームページへの行動を促すことです。
多くの塗装会社では、「いいね / フォローよろしくお願いします」と締めくくることが多いです。
それだとユーザーの行動は「いいね / フォロー」になってしまうので、「ホームページではこんな情報も公開しているので、ぜひみてみてくださいね!」とホームページへの誘導を促すようにしましょう。

こんな感じでインスタからホームページへの導線作りができます。
運用に時間と労力がかかる
ここまで読むと分かるかと思いますが、基本的に投稿作成はCanvaなどのデザインツールを使用するため、ツールの習得が必要になったり、デザインを考えたりするのに時間がかかるところがかなりネックです。
なので、運用には時間とスキルと労力がかかります。
広報担当がいない塗装会社や代表も現場に出ている塗装会社様にとっては、インスタ運用は難しいのが現状です。
インスタに時間が割けない職人さんへ
インスタ運用は「人柄の可視化」「情報の見やすさ」「差別化」「受注率UP」に効果的な一方、集客導線の設計や継続的な運用には時間とスキルが必要です。
実際、多くの塗装会社様では自社での対応が難しいのが現実。
だからこそ、運用のプロに任せるのも選択の1つ。
今なら「2週間無料運用代行」も実施中!
この機会にぜひご相談ください!